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Fブレーキレバーの正しい指の掛け方について意外と知らない人が多いようです。さて、2枚の写真はブレーキレバーを使っているものですが、あなたはどちらでしょうか?
ブレーキレバーの正しい使い方は、「引く」という操作です。よく「握る」という言葉で表現しますが、これは誤り。
ブレーキを掛けるときに「握る」と、レバーを引く動作とグリップを「押す」動作が入力されます。
「レバーを引く」だけの操作をしやすいのは上の写真の方。普段から感覚で「これくらいの加減」という感じで扱っているのでしょうが、右手に入れた力の加減にはハンドルを「押す力」も入ってしまうため、実際には「右手に入れた力=ブレーキ力」ではなくなってしまいます。正しい使い方は、「レバーを引く力」のみの入力が出来る操作になります。
またブレーキ操作には、「掛ける力」と 同 じ く らい「緩める操作」が大事になり、ブレーキのコントロール力に大きな余裕が生まれます。
Fブレーキは使い方によっては、もろ刃の剣にもなり繊細で丁寧なコントロールが要求される操作のひとつなので、ぜひ改善したいところです。
握りやすい=力が入れやすい=「ただ力を入れるだけ」の操作になりやすいので、パニックブレーキになりやすいようです。 正しい操作を身につけ、制動の達人を目指しましょう!
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