運転技術がいくら同じだとしても、運転免許をもった運転者の人格によって運転方法はまったく違います。運転者個人の性格や個性、癖などによって運転方法に大きな影響を与えているといます。交通違反をすることや交通事故を起こすことと、運転者の性格やくせには深い関係があることが証明されているようです。
運転者の中には運転免許証を取得してからずっと無事故無違反者の方もいれば、一年間に何回も交通違反や交通事故を繰り返す人もいます。
自分の運転におけるさまざまな個性、性格、癖を認識するためには、自分の運転を客観的に見てもらうという方法もありますが運転免許の専門家によって実施さ れている運転適性検査を受ければ、運転に関係が深い動作、運転に関係が深い行動や性格について、より正確に知ることが出来ます。
運転適性検査には、現在、多くの教習所で実施している警視庁方式運転適性検査K型などがあります。
①運転中の状況判断が遅い人
周囲の状況判断などがすばやく行うことが苦手な人。
交通量の著しく多い交差点や、歩行者、自転車の多い道路を通行するときによく考えずに行動することがあります。複雑な状況の中で、あて推量で行動するのは大変危険ですね。
運転免許取得時教習で学習したことを思い出して落ち着いて運転するようにしましょう。
交通状況のどこに危険が潜んでいるかを最低のところまで予測し、運転時の危険に対して適切な行動をすることが大切です。
②運転中の動作は早いが正確さがかけている人
こういうタイプの人は、運転においても上手にスムーズに走るでしょう。
しかしながら、運転免許を取得し、時間がたってくると、運転自体がルーズになってくる傾向があります。
自分の運転時の行動を一つ一つ確認し正確な行動が出来ているかを十分に認識しながら運転する必要があります。周囲の状況にも深く目配りをし落ち着いた運転を心がけましょう。
③神経質な傾向にある人
運転中に細かいことに気をとられて大事なことを見落としたり、過ぎ去ったことを気にするあまりに、ぼ^-とっしたまま運転してしまう傾向があるようです。
初心者運転の時には神経を使うこともしばしばあると思います。
しかし、運転中は周囲の状況にバランスのいい気配りを行い緊張しすぎずに落ち着いた心で運転することが大事です。
④攻撃的な性格な人
他人に対して批判的な人に多く見られるようです。
自分に法律的にも優先されるとしても、どこまでも自分を主張してよいというわけでもありません。
運転というのはどうしても下手な人もいれば体の不自由な方もいらっしゃいます。心の余裕、ゆとりあるセーフティードライバーを目指しましょう。
運転というのは心の状態によって大きく変化します。
運転時はいつも平常心で落ち着いた精神状態で行うことが理想ですが、やはり人間、そういうわけにも行きませんよね?
生活をしているといろいろな精神状態に見舞われます。
そういうときほど運転時は出来るだけ落ち着きを意識しながら運転する必要があります。
①イライラな精神状態
彼女とけんかしたり、給料をへらされたり、また運転中にぜんぜん前に進まない渋滞に巻き込まれたりしてとってもイライラすることがありますね??
イライラした精神状態で運転をするとスピードの出しすぎや、対向車等に対する注意力が低下したりしますのでご注意が必要です。
②悩み事がある精神状態
家庭や学校、職場などで悩みがあるとどうしても運転中も悩み事をしてしまう傾向があります。
気の梓済みなどによって注意力が低下してしまいますので悩み事があるときの運転には出来るだけ注意をしましょう。
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